胃カメラや大腸カメラをみなさんはどう感じてますか?
「胃を見るためだとはいえ、つらい」「おえっとなる感覚にいいイメージをもっていない」等、検査の際にどうしてもでてしまう嗚咽感にあまり良いイメージではないのでしょう。
しかし、最近の内視鏡検査機器はより高度になり、つらい検査では無くなってきています。
最新機器と、麻酔により以前のような嗚咽感はなく「寝ていたら終わっていた」や「気づいたら終わっていた」ということがほとんどになっております。
大腸カメラの際も、痛みを強く感じる方や麻酔を希望の方には胃カメラ同様に麻酔を行えます。
また、内視鏡検査のあとは麻酔が切れるまでは院内でお休みいただき、安全な状態でおかえりいただけるよう対応しております。
胃カメラは、口からカメラを挿入して行っていきます。
以前までは、カメラも太く「嘔吐反射」は大きいものでした。しかし、昨今ではカメラも細くなり麻酔との併用でこの反射もおこらなくなりました。
口腔内から咽頭、喉頭、食道を通って胃、十二指腸を鮮明な画像、映像で検査し様々な病変を発見することができます。
発見できる病気
検査の時間は、約5分から15分くらいです。
麻酔の効果がきれるまでは、安全の為に院内にてお休み頂きます。約1時間ほどで麻酔は切れます。
※ 麻酔を使用した場合は自動車の運転等を控えて下さい。
大腸カメラは、胃とは逆で肛門から検査します。
こちらも以前はおなかの膨満感や痛みを伴うことが多かったのですが、カメラも細くなり、痛み・膨満感が減り、希望であれば麻酔も併用できるのでハードルが低くなりました。
検査としては、肛門から直腸、結腸、盲腸までを検査していきます。ガンなどの様々な病気の発見や組織の採取、止血、ポリープ除去までできる検査となります。
発見できる病気
検査の時間は、約15分から30分くらいになります。
ポリープ除去を行う場合は長くなりますが、早期発見、早期対応ができれば大きな病を事前に防ぐこともできます。
ポリープ除去は日帰りで切除できますが、一定の期間の安静と食事制限が必要です。
期間についてはポリープの個数や大きさによって変わるため、医師と会話し調整していきます。
麻酔を併用した場合は、胃カメラ同様一定のお時間休んでいただくことがあります。